2021年

今年で

創業101周年

〒326-0806
栃木県足利市柳原町859-1

Tel.0284-41-3278
Fax.0284-42-6278

 私の薬局は、いろいろな急性疾患、慢性疾患、「年だから・・・」と言われる原因不明の体調不良、検査値には異常ないが赤ちゃんに恵まれない、妊娠はするが持続しない・・・などさまざまな体の状態に漢方薬で対応する「漢方専門薬局」です。

 体のことなら何でもご相談ください。

 私は、特に急性疾患の短期改善を得意とします。

 

たとえば、受験前日(時間があれば当日でも)の急な発熱や下痢など・・・。
 このような場合、翌日の試験当日までには治らないと思いますが、試験当日にこれらの症状を抑え、受験に挑む体力をつけ、持てる力を充分に発揮できるようにすることが出来ます。
 以前、結婚式前日にこのようになった花嫁さんからとても喜ばれたことがありました。

 

 でもこのようなことはめったにありません。でもこういう事態に陥っても大丈夫ですよと言っているのです。
 よくある例としては、たとえば風邪をひき長引きいつになっても治らない・・・など、このような場合、人によりいろんな症状へと進みますが、その症状に合わせたくすりを選ぶことにより、目に見えた改善を体感することが出来ます。


 どんなことでも、どんなときでもお困りの時はまずご来店、またはお電話ください。

電話番号:0284-41-3278

営業時間:月~金 10時~18時

     土曜日 14時~18時

但し緊急時は 9時~19時

定休日:日祝日

アクセス

「足利市役所」東隣の「足利市立けやき小学校」の北東角の北隣

お車のときは

・トンネル通り「けやき小学校前」交差点を北進

110メートル先左側(駐車場あり)

・トンネル通り「足利市役所前」交差点を北進、

けやき小学校を時計回りに半周し左側(駐車場あり)

 

 一口に漢方薬と言っても、いろいろな形態があります。

当薬局で多く利用しているものは「エキス剤」と呼ばれる顆粒又は細粒で、粉末とはちがい細かいつぶつぶで出来ています。

 粉っぽいものはのみづらいと言う方には錠剤もありますが、錠剤ではいろいろな症状に対応するのが難しくやはり「エキス剤」が良いと考えます。

 その他、当薬局ではご希望により「煎じ薬」も作ることが出来ます。

 現在、漢方薬利用者の多くは、糖尿病、高血圧症、動悸息切れ、不整脈、高脂血症、頭痛、不眠、肩こり、いたみ、身体痛、疲労倦怠、風邪の諸症状、咳、けがの後遺症、中学・高校生の胃腸障害・・・などさまざまな症状の改善でご利用いただいています。

 また特に女性疾患としては、冷え症、子宝希望、肌あれ、しみ、くすみ、生理不順、生理痛、生理前のいらいら、生理がこない、頻尿、尿もれ、何度も繰り返す膀胱炎などの症状の緩和、改善に。

 また、中年期以降の人には、足腰軟弱、腰痛、下肢痛、よだれ、なみだ目、頻尿、尿もれ、夜間多尿等の改善を目的としてご利用いただいています。

またこんな使い方もあります。

たとえば

・韓国へ行き「あかすり」をやったが、入浴後あかすりが始まるまで長く待たされすっかり体が冷えて、下痢になってしまった。

・正月休みにブダペストへ行ったが、着いたとたん気温がマイナス10度になり、見る間に大雪になってしまいすっかり体が冷えてしまった。

・ブダぺストには、古代ローマ時代より続く温泉が各地にあるというので、早速入ってみたがぬるくて出られなくなり結局風邪になってしまった。

・ウィーンへ行ったとき、ホットワインを飲みすぎ気持ちが悪くなってしまった。

・ツアーに参加してあちこち歩かされ疲れてしまった。

・明日も歩かされると思うと不安。何か栄養剤が欲しくなった。

( ⇒栄養剤なんて必要ありません。第一そんなもの飲んでもたいして効かないし・・・)

・など、など、・・これらの話は全て実例ですが、あなたもこのような嫌な経験をされたことはありませんか?

・そのような時は、必要な時に、または朝、ホテルを出かける前に飲んでおけば一日中、元気に歩けるようになる薬がありますよ。こういうことに備えて事前に飲むことが出来れば、まさに「手軽で安心」。

しかも、「効果覿面」です。

それぞれの利用者の要望に応じくすりを選びます。

費用は3,000円位から

名付けて「前田薬局特選(海外国内)旅行用くすりの詰合せ」

 

私が旅行に行く場合、あらゆる種類のくすりをたっぷり持っていきます。どんな状態になっても対応できてとても安心です。

ここまで、簡単に漢方薬の使い方の例を挙げてきましたが、あらゆる状態に対応出来ます。

まさか、こんなことも・・・と思うようなことでも、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

容器はイメージです。

エキス剤とは・・・

 「エキス剤」とは、漢方薬の原点である「煎じ薬」の手法で、漢方薬に突出した大手医薬品メーカーが漢方薬の原典である書物に記載されているとおりに生薬を煎じ、煎じ上がった薬液を更に煮つめ濃縮し、ペースト状にし、それに賦形薬というものを加え、特殊な方法で顆粒または細粒状にしたものです。

 「細粒のもの」 

 「顆粒のもの」 

 「分包し、

 出来上がったもの」 

 「分包し、

 出来上がったもの」 

2才3ヶ月男児の服用動画

2才6ヶ月男児の服用動画

3才7ヶ月男児の服用動画

小学1年生女児の服用動画

煎じ薬とは・・・

 煎じ薬とは、エキス剤の説明にもあったとおり、漢方薬の原典に載っている漢方処方に従って、生薬を混ぜ合わせ、一日分ずつ分けそれを土瓶、ガラス製又はホーロー製の容器で15分~40分煎じ、薬液を3つに分け服用するものです。

(症状により、煎じ方、服用方法が異なります)

 服用する患者さんの症状により、エキス剤では充分に効果が期待できないと考える時に、煎じ薬を作ります。でもこれば毎日一日分ずつ、煎じなければならずかなり大変です。

 多くの場合、エキス剤のみで対応可能です。

漢方薬の原典とは・・・

 この歴史は古く、日本の弥生時代にあたる中国の後漢(西暦25~220年)時代に張仲景という人が著した「傷寒雑痛論」が元になるもので、全16巻からなる書物です。その後、およそ8~900年後の1065年(日本の平安時代)に、主に急性発熱性病に関する部分と、主に慢性病などさまざまな病気に関する部分とに分かれ、前者が「傷寒論」、後者が「金貴要略」として出版され、現在、日本で使われている多くの漢方処方名の出典元となっております。

 この本は、30年位に自ら装丁しましたが、糸が自然に弱り、切れてしまいました。

 更に説明します。

現在、知られている最古の薬物書に「神農本草経」というものがあります。また、漢方薬の原典を語る上で欠かせない人物がいます。

「神農さん」という伝説上の人で、自ら山へ入り365種の植物、動物、鉱物を味見し、その効能や毒性を調べその作用の強さにより上品、中品、下品と分類、記載されており今でも生薬の研究に欠かせないものになっています。

 
 
 

生薬とは・・・

 「草根木皮」と呼ばれることもあります。

草の全体、木の根、木の幹、木の皮などのうち、薬効がある部分だけを取り出し、煎じ薬などとして使用できるようにしたものを「生薬」と言います。

「次に、主な生薬を示します。」

 左の写真は、「しょうきょう」と読みます。右の写真は、「かんきょう」と読みます。共に、元は、「しょうが」ですが、「生姜」をのむと、かーっと、汗を掻いて体が温まります。しかし、高齢者や体が弱っている人がこれをのむと心臓に負担がかかるので、「生姜」は使わず、「乾姜」を使います。

 すると、汗は掻かずに、身体がじわーっと温まり、心臓は負担がかかることなく守られます。このように、飲む方に合わせて材料を選びます。

 これらの生薬は、元の植物から薬用部分のみを取り出したもので、このままでは実用には不適です。実際には決められた大きさにカットして使用します。

 漢方薬として有名なものに「葛根湯」があります。

ここで、これを例にして生薬の説明と漢方薬の作り方を説明いたします。

「葛根湯」とは、次の7っの生薬から出来ています。

生薬名

元の植物の名称(科名含む)と薬用部分

マメ科 葛(クズ)の周皮を除いた塊根を乾燥したもの

マオウ科 草麻黄などの緑色若枝(地上茎)を乾燥したもの

クスノキ科 桂樹の若枝を乾燥したもの

ボタン科 白芍の根の外皮を除去し乾燥したもの

ショウガ科 ショウガの根と根茎を乾燥したもの

マメ科 甘草の根と根茎を乾燥したもの

クロウメモドキ科 棗(サネブトナツメ)および同属植物の

成熟果実を乾燥したもの

かっこん

葛 根

まおう

麻 黄

けいひ

桂 皮

しゃくやく

芍 薬

しょうきょう

生 姜

かんぞう

甘 草

たいそう

大 棗

これら7つの生薬を決められた量だけ秤り取り

混ぜ合わせ

等分に、1日分ずつ分け

その1日分を煎じると

葛根湯ができます。

煎じる際、生薬は袋のままでも良いが、袋から出すと尚良いと思います。

 余談ですが、中国の水は硬度が強く煎じ薬を作るには不向きです。

そのため、日本では考えられないほどの多くの生薬とそれに伴い多くの水を必要とします。

だからと言って、このように大きな土瓶を使う訳ではありません。これは、あくまで飾り用です。真ん中にある小さな土瓶が通常使用するものです。

実際にこの土瓶は、以前私が長年使用していたものです。

その他、動物を由来とする生薬があり、それらを動物生薬と呼びます。

動物生薬とは・・・

 動物生薬と言っても、実に多くの種類があります。一部その例を次に挙げます。

古代の大型脊椎動物の化石化した骨格

竜 骨

牡 蛎

カキ科 カキの貝殻

ウシ科 黄牛の胆石を乾燥したもの

牛 黄

スッポン科 シナスッポンの背部甲羅

別 甲

ツチガメ科 亀の甲羅

亀 板

​竜 

古代脊椎動物の歯牙の化石で、効能は竜骨とほぼ同じであるが、竜歯のほうが純粋なカルシウムを含み、鎮静安神作用は竜骨より強い。

鹿 茸

シカ科 梅花鹿ニホンジカの雄の頭上の未骨化の細かい毛の生えた幼角を乾燥したもの

シカ科 射鹿(ジャコウジカの雄の腹部にある香のうの分泌物を乾燥したもの)

麝 香

水牛、黄牛の角、本来犀角を使用すべきであるが非常に高価で入手しにくいのでこれを代用するが幸いにも牛角の薬理作用は犀角に似ている

牛 角

印度犀インドサイ、爪哇犀ジャワサイ、蘇門犀スマトラサイの角

犀 角

ウグイスガイ科 蛤類あるいは珍珠貝(アコヤガイ)の病理産物で核ができたもの

真 珠

ヨウジウオ科 克氏海馬の全体を乾燥させたもの

海 馬

ヨウジウオ科 赫氏刁海竜の全体を乾燥させたもの

海 竜

 昭和の終わりから平成にかけて、TVアニメで人気のあったドラゴンボールの中でボールを7個集めるとドラゴンが現れ天に向かって昇って行く描写がありましたが、あれが正に海竜の姿です。

 日本古来の高貴薬で、主に動悸、息切れ、気つけなどに使う「六神丸」というくすりがあります。この成分が牛黄、

麝香、鹿茸、真珠、犀角、蟾酥など動物生薬が多く使われています。この他、人参も使われますが、メーカーにより多少内容は異なります。

 近年ワシントン条約によりこういう原料が入りにくくなっています。

その他こんな生薬もあります。

 麻 黄 

 桂 皮 

 川 芎 

 山 薬 

 甘 草 

 生 姜 

 乾 姜 

 
 

こんな生薬とは・・・

 さて話は変わって、西洋のことに移りますが・・・

今から2020年前、イスラエルのベツレヘムという小さな町で、イエス・キリストが誕生しました。

 新約聖書ルカの福音書によると、その時、夜通し羊の群れの番をしていた羊かいたちの前に突然天使が現われ、恐れおののく羊かいに向かって「恐れることはない、今日ダヴィデの町で救い主がお生まれになった。あなたたちは布にくるまれてかいばおけに寝かされているみどり子をみるであろう、それがしるしである」と救い主イエズスの誕生を知らせそれを聞いた羊かいたちはすぐにベトレヘムへ向かったと記されています。

 また、同じく新約聖書マタイの福音書によると、救い主イエズスの誕生をふしぎな星の出現により知った、3人の東の国の博士たちは、その星に導かれ、幼子イエズスが母のマリアといっしょにおいでになるのを見つけ、彼らは礼拝し黄金、乳香、没薬のみやげものを献上したとあります。

 この黄金、乳香、没薬が現在のものと同一かどうか定かではありませんが、大きく変わることはないと考えます。

この三種は現在もあり、漢方薬の一成分としても使われています。

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 黄 金 

 乳 香 

 没 薬 

「黄金」とは、今も昔も生活の基盤(富の象徴)ですが、漢方薬として使われています。

 人間の体は、外から繰り返し、又は継続的にストレスの原因となる刺激を受けたり、不健康な

状態であるのに無理してそれを改善しようとしなかったりすると、内臓が疲弊し熱を帯びたりします。

これを「裏熱」といい、口乾、口渇、煩躁、舌苔が黄色い、繰り返す発熱、頭痛、便秘、腹部膨満等の症状が起き、長く続くようになります。

 これらの症状を改善させるために、その熱を冷ましてやる生薬を使います。

その時、金などの一部の重金属を併用すると、更に効果が確実になると考えます。

「乳香」とは、カンラン科、乳香樹の樹幹皮部より得た膠状の樹脂で、止血、鎮痛、消炎の効果があり打撲捻挫、外傷後の疼痛に使用したりします。

「没薬」とは、カンラン科没薬樹の樹幹皮部より、滲出した油膠状樹脂で祛瘀(血液が1ヶ所に溜まることなく、順調に血管内を隅から隅までめぐるようにすること)、止痛、消炎などの効果があり、同じく打撲捻挫、関節の疼痛腫脹に使用したりします。乳香と合わせて使用することが多いです。

 最後になりますが、現在もアラビア半島では、良質の乳香がとれ、ドバイの市場で各種の乳香を買うことが出来ます。救い主イエズスの貢ぎものの一つに乳香があったことも地理的条件を考えると理解できます。また私の個人的見解ですが、当時の人々が神様に直接話をしたい時に乳香を使用した考えられます。こういうことも含め貢ぎものの一つとして選ばれたと思います。

 乳香(オマーン産) 

賦形薬とは・・・

 量の少ない成分を粉のくすりにしたり、錠剤、カプセル剤などにするとき薬効の無い粉などを混ぜ合わせ、飲みやすい量、大きさ、形にするために加えるものです。

 
 

前田薬局

栃木県足利市柳原町859-1